産業集積地におけるArea-BCMの構築を通じた地域レジリエンスの強化

2011年、タイでは熱帯低気圧および台風が次々と襲来し、チャオプラヤ川流域においては大洪水が発生しました。バンコク北部の八つの工業団地が浸水被害にあい、日系企業を含む世界全体のサプライチェーンは、大きな打撃を受けました。従来の個別企業単位の事業継続マネジメントでは対応に限界があったため、この協力では、グローバルサプライチェーンの主要拠点である産業集積地において、災害リスクが産業に与える影響を地域ごとに可視化する地域型事業継続マネジメント(Area-BCM)の手法を開発するとともに、この運用体制の構築を図り、自然災害に強い地域社会の実現を支援します。

更新情報

2021年11月16日
プロジェクトホームページを新規開設しました。
対象国:
タイ
課題:
水資源・防災
署名日:
2018年2月16日
協力期間:
2018年7月16日から2023年7月15日
相手国機関名:
チュラロンコーン大学 人口学研究所・工学部、チュラロンコーン大学 経済学部・大学院、内務省都市計画局(DPT)、内務省防災減災局(DDPM)、国家経済社会開発庁(NESDB)、工業省産業局、工業団地公社(IEAT)、ロジャナ工業団地、他2工業団地

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