ウズベキスタンでは近年、疾病構造の転換が急速に進み、非感染症疾患(Non-communicable Diseases:以下、NCDs)が死因の約8割を占めるようになっている。また、NCDsによる死亡のうち、70歳以下の死亡率が25%と、日本の9%と比較して高水準であり、NCDsによる早期死亡がもたらす経済的、社会的影響が懸念されており、効果的な対策が急務となっている。本事業では、一次医療施設におけるNCDs予防及び早期発見・患者管理に関する対策能力の強化を行うとともに、州保健局のNCDsに関するサポーティブ・スーパービジョンの能力を強化することを通じ、予防対策の強化を図る。