コートジボワール国の旧首都アビジャン市は、国全体の1/4に当たる約505万人(国家統計協会、2014年国勢調査より)の人口を抱え、域内生産は国内のフォーマル経済の8割近く(世界銀行、2018年)を占める、同国最大都市かつ産業・経済の中心である。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)域内最大規模の港湾であるアビジャン自治港を擁し(2018年、バルク貨物取扱量による/アビジャン自治港(PAA)活動報告書より)、国内各都市に繋がる幹線道路・鉄道・空港等の交通網の起点であることに加え、ブルキナファソ等内陸諸国への玄関口、ガーナ・トーゴ・ナイジェリア等沿岸諸国に続くアビジャン~ラゴス回廊の一角としても…