コンゴ民主共和国国立生物医学研究所(INRB)におけるAfrica CDC連携「第2回仏語圏アフリカ諸国対象新興・再興感染症の検査診断能力強化広域セミナー」の開催

2023年2月17日

JICAがコンゴ民主共和国(以下「コンゴ民」)への無償資金協力「国立生物医学研究所整備計画」(完工:2019年12月)で供与した国立生物医学研究所(INRB)研修センター、検査室、講堂を活用して、アフリカ疾病予防管理センター(Africa CDC)、世界銀行と連携のもと、中部アフリカ7か国(カメルーン、ガボン、コンゴ共、コンゴ民、チャド、中央アフリカ、ブルンジ)、及びギニアの計31名を対象とした、新興・再興感染症の検査診断能力強化広域セミナーを2023年2月6日から開始しました。

開会式では、コンゴ民保健大臣より、エボラ、COVID-19などの感染症対策に必要不可欠な検査能力強化研修の開催支援に対する日本政府およびJICAへの謝辞、アフリカ連合大使より、感染症対策に関する域内連携の強化に資する取り組みとして賞賛の声がありました。

研修は、座学・実習の形で4週間にわたって進められ、国を超えたネットワーク強化も期待されています。

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開会式

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個人防護服着脱練習

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プレテストの様子