【Solve IT 2019:ジンマ市での地方予選終了】-IT技術を活用し、社会問題をビジネスとして解決する起業家を支援-

2019年6月7日

JICAは米国大使館及びiCog社との共催により、エチオピア人起業家の発掘・育成を目的とした起業家育成プログラム(Solve IT 2019)をエチオピア国内の15都市にて実施しており、5~6月にて各都市で地方予選、その後8月に首都アディスアベバ市にて決勝戦を実施予定です。

今回は、ジンマ市での地方予選が開催されましたので、優秀者を紹介いたします。

第1位はベハイル・タカ氏をリーダーとした大学生のチームが開発した低価格の補聴器です。同チームが開発した補聴器は、現在の市場価格より30%程度廉価な一方、市場で流通する補聴器と同等の品質を提供。

第2位はアベバ・ゲタチョウ氏をリーダーとしたジンマ大学のチームが開発した産後出血管理装置です。エチオピアでは分娩後出血による死亡が多く、分娩時の正確な出血測定と管理が出来る装置を開発。

第3位はコケブ・ダセ氏が開発した白血病の自動検出機器です。同装置の活用により、医師は画像から自動的に白血病の診断を行うことが可能。

上記のプロジェクトが、ジンマ市代表として8月中旬にアディスアベバ市で開催される決勝戦に参加する予定です。

#JICAinAfrica #USInvestsinEthiopians #SolveIT2019.

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