JICA SHEPプロジェクトの農家は市場を見極めようとしています

2021年12月10日

JICAの市場志向型農業振興(SHEP)プロジェクトは、アムハラ州とオロミア州の農家に、高品質のジャガイモ、キャベツ、ニンジン、ピーマン、タマネギの生産を支援するための種子の播種、間隔、苗床、肥料の準備に関する技術研修を行っています。

アムハラ州のデンベチャ村では、農家のリーダー的存在であるエナウガウ・ベリスティ氏が率先して、デモンストレーション区画で仲間の農家とキャベツの移植を進めています。播種、輪作、土壌肥沃度の管理、害虫駆除に関する実践的なトレーニングを終えた後、農家は、競争力のある価格で収穫物を販売できるよう、需要と市場価格の調査支援を受けています。

通常、農家は収穫後すぐに市場に卸してしまいますが、プログラムに参加しているほとんどの農民は市場での需給バランスを見極め、需要が高まりより高く売れる1月に農産物を販売します。

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効率的な灌水と成育のため苗間を十分に取りまっすぐにキャベツの苗を移植しています。

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効率的な灌水と成育のため苗間を十分に取りまっすぐにキャベツの苗を移植しています。

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病害虫対策を実施しています

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収穫準備のできたキャベツ

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収穫準備のできたキャベツ

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キャベツを市場に出荷する準備ができました

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キャベツを市場に出荷する準備ができました