第16回 日本の文化財保存修復を学ぶ−「保存修復材料としての和紙(A)」

研修コース名:エジプト国別研修「保存修復材料としての和紙(A)」
本邦研修期間:2014年8月7日(木)〜15日(金)
研修委託機関:独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所

本研修は「エジプト国大エジプト博物館保存修復センタープロジェクト」(有償付帯技プロ)(以下、「GEM-CCプロジェクト」と表記)の一環で実施されたもので、日本の和紙を用いた文化財修復技術である「装こう技術」を学びました。

一般社団法人国宝修理装こう師連盟のご協力の下、講義、実習、見学を通じて、研修員は日本の文化財保存修復の理念・技術及び和紙を用いた修復理念・技術を体得しました。

技術協力プロジェクトページ

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  1. 研修初日の研修員による発表。(写真提供:東京文化財研究所)
  2. 「日本における文化財保護の現状」についての講義を受けました。(写真提供:東京文化財研究所)
  3. 「日本の紙文化財の構造と取扱い」についての講義・実習を受けました。(写真提供:東京文化財研究所)
  4. 掛軸の取り扱いを学ぶ研修員。(写真提供:東京文化財研究所)
  5. 「糊・接着剤」についての講義を受けました。(写真提供:東京文化財研究所)
  6. 「糊炊き」実習:糊を作るため、小麦粉を練ったものからでんぷんを抽出する研修員。
  7. 「糊炊き」実習:炊き比べを行う研修員。道具、材料により、糊の出来上がり具合に違いがあることを学びました。
  8. 「紙の裁断」を学ぶ研修員。(写真提供:東京文化財研究所)
  9. 糊を濾す作業を学びました。(写真提供:東京文化財研究所)
  10. 「裏打ち」作業を学びました。(写真提供:東京文化財研究所)
  11. 「裏打ち」作業実習に臨む研修員。(写真提供:東京文化財研究所)
  12. 「仮張り」作業実習に臨む研修員。(写真提供:東京文化財研究所)
  13. 各自が行った「裏打ち」について、講師のアドバイスを熱心に聞く研修員。(写真提供:東京文化財研究所)
  14. 無事に研修を終え、閉講式での記念撮影。