第21回 日本の知見をブラジルに−「下水処理施設維持管理コース」

研修コース名:「下水処理施設維持管理コース」
本邦滞在期間:2015年7月26日〜2015年8月8日
研修委託機関:株式会社日水コン

本研修は、「グアナバラ湾流域下水処理施設維持管理支援プロジェクト(円借款附帯プロ)」の一環で実施されたもので、日本の下水処理場の維持管理手法の理解並びにその重要性を認識することを目的に、ブラジルのリオデジャネイロ州上水道公社のマネージャクラスの研修員12名が東京都・京都府・兵庫県の下水処理施設及びその関連施設等を訪問し、研修を行いました。

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  1. 東京都江東区の砂町水再生センター内にある東京都の下水道技術実習センターにて、同施設を運営している東京都下水道サービス株式会社の講師陣により当日の実習の概要や流れについて説明を受けているところです。
  2. 研修員12名のうち団長を含む6名が、ポンプの分解・組立の実習に参加しました。実習に使用するポンプの基本部位の説明やその役割等について講師のレクチャーを受けているところです。
  3. 講師による説明の後、研修員自身が工具を実際に使用して実習用のポンプの分解を行いました。単なる分解の手順のみではなく、組立を念頭に置いた分解の方法や分解した部品を紛失しないための管理方法など、日本的なきめ細やかな作業手順についても丁寧に教えて頂きました。
  4. 研修員12名のうち残りの6名は、水質検査に関する実習に参加しました。下水処理施設で実際に行われている水質検査の項目やその検査方法について、講師の説明を受けているところです。
  5. 研修員は、東京都下水道技術実習センター内にある下水処理実験装置等を使用させて頂き、水質検査の模擬体験をしました。水質検査の手順や留意事項について、講師の実演による説明を受けているところです。この後、研修員自身による水質検査の実習が行われました。