コンゴ民主共和国では内戦の影響により職業訓練のための指導者不足が問題となっています。日本の就業・起業の支援活動を学ぶために10人の研修員が来日しました。帰国後は彼らを中心として全国の指導員育成を図ります。
・東京しごとセンターを訪問
さまざまな働き方に対する相談、高齢者のための就業支援講座等多くの情報提供がなされていることや女性向けの相談コーナーには託児室やキッズスペースがあることなど公的就業支援機関における事業内容、活動状況を学びました。
・創業支援・新事業支援の拠点BusiNestを訪問
中小企業への支援やベンチャーへの支援プログラムの説明をうけ、実際に起業しようとしている方から直接お話しを伺うことが出来ました。これから売り出そうとしているVR(バーチャルリアリティ)を利用した新しい製品を体験した際には「文字情報もVRの画面に取り入れるといい」と改善点を提案をしたり講師の先生もびっくりの気づきを共有しました。
・研修の最後には日本とコンゴ民の相違点や帰国後に彼らが取り組む活動について真剣な話し合いが行われました。
・研修の合間には日本文化にも触れることができました。
(2016年9月)