ポリオ及び麻疹・風疹を含むワクチン予防可能疾患の世界的制御のための実験室診断技術に参加した、スワジランドのノミーさんが見たNIPPON!

2018年2月21日

スワジランドのノミーさん

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国名:スワジランド/SWAZILAND
氏名:Ms. Nomcebo Bonsile PHUNGWAYO
参加研修名:ポリオ及び麻疹・風疹を含むワクチン予防可能疾患の世界的制御のための実験室診断技術
研修期間:2018年1月10日から2月10日

私の日本での経験

日本での経験をひと言で表すと、「歩き、学び、尊敬する"walk ,work and respect"」です。

この1か月間日本でよく歩き、歩数計を刻み続けました。故郷スワジランドでは考えられないくらいの距離を歩き、たいへん貴重な経験をしました。研修機関である国立感染症研究所へ向かうバス停まで歩き、立川駅周辺のコンビニまで歩き、ディズニーシーなどの施設をめぐるのもまた歩き…と基本的に歩いて移動しました。(若さを取り戻したい人はぜひディズニーシーへ行ってみてください。とくに『タワー・オブ・テラー』は臓器が元気になるような体験ができます。)

学ぶ、すなわち研修コースに関しては、初日から最終日まで講義と実践演習の調和のとれた素晴らしいプログラムでした。都内と地方の衛生研究所を視察して、専門家による革新的な研究を共有し、多くのことを学びました。

研修コーディネーターの宝井さんが、日本でどのように行動するかを絵まで描いてしっかりと示してくれたので、グーグルマップは要りませんでした。彼女の存在は私たち研修員の励みであり、研修中のあらゆる場面で、ほっと安心できる場を提供してくれました。

子供からお年寄りまで日本人を心から尊敬します。皆さんとても礼儀正しく、他者への敬意を忘れません。挨拶や感謝の気持ちをあらわすときに、相手への敬意をもって深々と頭を下げるしぐさには感銘を受けました。

日本では、「スミマセン(excuse me)」と「アリガトウゴザイマス(thank youの丁寧な言い方)」という魔法の言葉を忘れてはいけません。日本人は物静かな国民であり、日本に来たらそのことを尊重しましょう。食べ物も美味しいし、見た目ほど簡単ではないお箸の使い方を教わるのも楽しかったです。

日本でこれほど意義のある経験ができ、その機会を提供してくださったJICAの研修担当の方々へ心から感謝しています。素晴らしいおもてなしを受け、専門家から知識を吸収し、実験室診断技術を母国で活用できること、アリガトウゴザイマス!!!!!