食習慣や生活様式の変化等により非感染症疾患が全死因の約6割を占めるようになってきています。このような疾病構造の転換に対して、モバイルICTを駆使して独自のビジネスモデルを展開している現地スタートアップ企業にも取材しました。
最新の記事
疾病構造の転換
長年抱える課題「水」
生活に欠かせない「水」。バングラデシュは、豊富な河川・雨季の降水等により十分な水量が確保できているにもかかわらず、皮肉なことにも安全な飲料水の確保に長年苦労してきています。水に関する課題と、課題解決に取り組む現地の民間企業の事例を取り上げました。
ユーグレナの挑戦(バングラデシュでの緑豆事業)
~ソーシャルビジネスの真髄~ を、掲載しました。
「ここまで来るのに10年かかりました。ようやく今年、納得がいく成果が出ました」バングラデシュでもやしの原材料となる緑豆を生産しているユーグレナ社、2018年は過去最高の成果を打ち出した。立ち上げ以降、次々と降りかかってくる難題に対して熱い思いと合理的戦術を以て乗り越え、築き上げたビジネスモデルはソーシャルビジネスの真骨頂と言えるでしょう。ユーグレナ社の緑豆事業を徹底解剖します!
「Bangladesh Petrochemical Company Limited ~現実的な戦略に基づくペットボトル・リサイクルビジネス」を、掲載しました。
「JITA Social Business Bangladesh ltd ~販売事業で農村女性のエンパワーメントを目指すビジネスモデル」を、掲載しました。
「ACI Formulation Limited ~農薬散布ビジネスで、農業改革に挑む。」を、掲載しました。
「Friendship~CSR資金を獲得し続けるプロフェッショナルNGOのビジネス・モデル」を更新しました。
船の病院事業を展開するFriendshipという現地NGOに焦点を当てます。欧米企業などからCSR資金を獲得しながら、中洲や川岸に居住する貧困層に対し医療サービスを提供するソーシャルビジネスです。Friendshipは、どのように継続的にCSR資金を獲得しているかを明らかにします。
「bdjobs.com~産業構造が転換する中、求人サイトにより社会的効果を生じさせるビジネス・モデル~」を更新しました。
バングラデシュで有数の求人サイトを運営するbdjobs.com社を取り上げます。求職者と採用企業を繋ぐ役目をする求人サイトは、どのような社会的効果を生じさせるのか。そして、その中でどのように事業性を確保しているのかという点に焦点を当てます。
「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goal: SDG)」に関するページを新設しました。
バングラデシュにおいても持続可能な開発目標(SDG)は、今後の発展に向けた大きな指針です。SDGのそれぞれの目標において、何が問題となり、どのような解決策が求められているのか。このBanglandでも、SDGについて考えていきます。
「Hridoye Mati O Manush(Soil and People in Our Hearts)~テレビ番組で人々の行動に変革を巻き起こすビジネス・モデル~」を更新しました。
「Coders Trust~貧困層でもグローバル市場で闘えるフリーランスITエンジニアを育成するモデル~」を更新しました。
「Ahsania Mission Cancer and General Hospital~ホール・ピラミッド・アプローチで貧困層にガン治療を提供するモデル~」を更新しました。
「Bank Asia~フランチャイズ式簡易店舗で多様な金融サービスを提供するAgent Bankモデル~」を更新しました。
「グラミン銀行~進化する貧困層を対象に金融サービスを提供するビジネスモデル~」を更新しました。
「成長産業レポート:農業機械」を更新しました。
「ソーシャルビジネスとBtoG (Business to Government)~バングラデシュ政府は“よき顧客”か?~」を更新しました。
ソーシャルビジネスでは、現地政府との連携が強調されます。一方、一般的に発展途上国の政府は、先進国ほど効率的ではありません。この為、今回はバングラデシュ政府とのBtoGの有効性について考えます。
「産業レポート 金融サービス(資金決済)」を更新しました。
バングラデシュでは電子決済システムの導入により、銀行のATMやPOSシステムが普及し、モバ イルファイナンスという革新的な金融サービスがBOP層にも急速に広がっています。今回は、こ のような金融サービスの動きに焦点を当てました。
「ソーシャルビジネスと「コミュニティー」~いかにコミュニティーとの接点を見出すのか?~」を更新しました。
持続的なソーシャルビジネスの構築には、コミュニティーの役割が強調されます。この為、今回 は、バングラデシュのコミュニティーの在り方を踏まえつつ、コミュニティーとの接点をどのよう に持つべきかを考えます。
ソーシャルビジネスと啓蒙活動 ~ビジネスに「啓蒙」は必要か~
激動するグローバル経済とバングラデシュ~なぜ日本企業のソーシャルビジネスが求められるのか?~
「バングラデシュについて」の記載を更新しました。
現地新聞報道の要約ページを新設しました。(お役立ち情報)
セクター別資料集のページを新設しました。(お役立ち情報)
バングラデシュ政府や援助機関などにより、現地の状況や社会課題に関する報告書が発表されています。ここでは、これらの報告書をセクター別に整理しましたので、現地を理解する際の一助にして頂けたら幸いです。
安全情報に関するリンク集のページを新設しました。(お役立ち情報)
分かち合うことで広がる太陽光発電の新システム〜若きドイツ起業家が挑む革新〜(ME SOLshare Limited)
「バングラデシュ農村の400万世帯に、小型の自家用発電システム(ソーラーホームシステム、SHS)が設置されています。この環境を有効利用して無電化地域における電力インフラの改善に貢献することが当社の目的…
近代化前夜のバングラデシュ食品流通業界〜都市部を中心に近代化が進む食品小売業〜
「お客さん、トマトはどうかね。これは新鮮でうまいよ。買っていきな。」山と積まれた色とりどりの野菜を前に、八百屋の主人が声をあげて呼びかける。「いくらだい?」「1キロ150タカだ。」「高いね。」「まける…
クールな冷凍食品でマーケットを席巻!〜冷凍食品の国内市場を開拓したパイオニア〜(Golden Harvest社)
「冷凍食品は、工場から消費者の手元に届くまで、絶対に解凍されないように、冷凍状態で運送・保存・販売することが何より大事です。」品質を維持する上で何が大事か、という当方の質問に対して、ゴールデン・ハーベ…
拡大期を迎える食品加工ビジネス〜バングラデシュの経済成長が促す食の変化〜
ハンバーガー、ピザ、フライドポテトにアイスクリーム。ダッカ市内の新しいショッピングモールにあるフードコートでは、色鮮やかなファーストフードの看板が人々を惹きつけてやまない。プラスチックのトレーにのせた…
日本製品で市場シェア8割を獲得する方法〜バングラデシュの医療機器販売のトップランナー〜(GME Limited)
「我が社は、日本製品で市場シェアの8割を獲得しています。」バングラデシュで医療機器の輸入販売を手がけるGME Limitedのハサン・チョードリー(Mahmud Hasan Chowdhury)社長が、こう…
次世代へ向かうバ国の再生可能エネルギービジネス〜大型化する発電システムと社会インパクトの拡大〜
首都ダッカから車で4時間程度のところに位置するノルシンディ地区の川の孤島。島は大河に阻まれて電線が渡らず、ずっと電気が通じていなかった。夜になれば、自家用の太陽光発電装置を持つ家以外は、灯油ランプで照…
1時間で届けます!食料・雑貨のオンラインサービス〜シリコンバレーが認めるベンチャー企業〜(Chaldal.com)
ダッカを初めて訪れた人は、その交通渋滞のひどさに目を丸くするであろう。自動車や二輪車が道を塞ぐだけではない。人力車(リキシャ)、牛車、リヤカー、牛、ヤギとなどが、渾然一体となってカオスをつくり、人が溢…
拡大が進むバングラデシュの医療機器市場〜医療機器のデジタル化が牽引する成長市場〜
「1日に1000人以上が検査を受けに来ます。」訪問した地方の中心都市にある診察センター(Diagnostic Center)で案内をしてくれたスタッフが説明してくれた。バングラデシュでは、検診に訪れる人…
180万人のBOP顧客を獲得する方法〜世界最大のモバイルヘルスサービス「Aponjon」〜(Dnet社)
バングラデシュの農村では、基本的な医療保健サービスをうけることさえ容易ではない。病気にかかったとしても、近くに病院やクリニックはなく、相談できる専門家もいない。国営の医療施設は少ないながらあるにはある…
市場規模5800億円のヘルスケア産業〜年率10%の成長:課題解決への新しい取り組みが始まる〜
「バングラデシュ国内でも、高度な医療サービスを受けることができるようになりました。」こう語ってくれたのは、ダッカで医療機器輸入販売業を営むカマル氏だ。バングラデシュでは、長い間、医療サービスの水準が低…