ジョブフェア「大学生のための日系企業就職機会提供フェア」−ラオス日本センター

2015年5月26日

来場者に埋め尽くされた座席大型テントが暑さを物語る。

会場に駆けつけていただいた岸野大使によるスピーチ。

LJIスタッフ総出で受付対応。用意した資料はあっと言う間に来場者の手にわたりました。

去る5月21日(木)、記念すべき第1回ジョブフェア「大学生のための日系企業就職機会提供フェア」がラオス日本センター(LJI)にて開催されました。日系企業のみを対象にしたジョブフェアはラオス国内においては初の試みでしたが、サバナケット、パクセなどの遠方からもエントリーしていただいたくことができ、当日は日本企業が14社、また、LJI MBAコース修了生等が経営するローカル会社9社、計23社と多くの会社にご参加頂きました。

イベント会場は終日屋外となり、炎天下の中での開催となりましたが、開会式では、岸野在ラオス日本国大使館大使をはじめ、Dr. Somsyラオス国立大学副学長、Thongsayサヴァン・セノ経済特区庁副長官、村上JICAラオス事務所所長にもご列席いただき、盛大に開催の幕が切って落とされました。

テレビ取材を受けるLJIブンルアン副所長。ニュースは翌日にオンエアされました。

学生は思い思いに各ブースを訪問。

各企業から会社の概要をプレゼンしていただきました。

200〜300名を想定していた来場者数ですが、蓋を開けてみればなんと日本語学科学生を中心に519名もの方々にお越しいただいたとの公式発表があり、今回ブースを出展できなかった他の日系企業の方々や、大学内に拠点を置く韓国、オーストラリア、ブラジルなどの海外の機関からも会場に足を運んでいただいていた様子も伺えました。また、メディアにも注目をあびTVカメラや新聞会社の方々がいたるところでインタビューをされている光景を見ることが出来ました。

今後の雇用に向けて、学生から応募者調書を取る企業が多くありました。

某鬘(かつら)メーカーさんは、植毛の実演を見せてくれました。

こちらはフレッシュジュース販売コーナー、日本食やラオス料理ブースも大盛況でした。

今回の開催によって最も嬉しく思えることは、来場していただいた学生にとっては、日本企業の素晴らしさを知っていただく機会となったこと、また、ご参加いただいた企業にとっては、多くの学生と接する機会を得ただけでなく、会場での面談ですでに雇用につなげることが出来たとご報告いただけたことです。

灼熱の太陽の下、暑さ対策が不十分に感じたこと、折角準備していただいた各企業紹介のパワーポイントが明るすぎて見辛かった等の課題はあったものの、ご参加いただいた企業からは「来年もまた是非やりましょう!」とおっしゃってくれた方々も多く、今回開催するに当たりご協力頂いた多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。来年は更に充実したフェアが開催できるようLJIスタッフ一同頑張る所存です。