経団連寄付講座、経団連奨学金授与式を行いました−ミャンマー日本センター

2015年7月16日

みずほ銀行 執行役員・国際業務部長の安原貴彦様

2015年6月26日(金)午前中に日本経済団体連合会(経団連)による寄付講座、また、午後には経団連奨学金授与式が行われました。

今回で3回目となる経団連による寄付講座<Japanese Style Management>は、みずほ銀行の執行役員・国際業務部長の安原貴彦様をお招きし「Growing together with customers and society」というタイトルで行われました。受講生は80名以上が来られ、大変盛況となりました。

講義風景

記者の質問に応える講演者

講演は、渋沢栄一、安田善次郎、中山素平など日本の金融の基礎をつくられた方の経営理念の紹介から、三方良しとする顧客と社会を重視する姿勢、人材育成の重要性、西洋式経営と日本式経営の相違点などを説明された他、みずほ銀行のグローバルに展開する多様な業務内容や、個別のミャンマーでの協力事例など、ミャンマーの方々に日本の銀行とはどのようなものかという理解の促進に繋がりました。

井土ミャンマー日本商工会議所会頭

受賞者の様子

奨学金受賞者の集合写真

受講者からは「なぜ日本はすでに教育レベルも十分であるにもかかわらず、会社で更に研修などの機会を設けるのか」「みずほ銀行に求められる人材像とは」などの素朴な質問もあり、安原執行役員は丁寧に一つ一つ答えられました。また地元テレビ局も来られインタビューにも対応されました。

また午後には、経団連奨学金授与式が行われました。本奨学金はMJCの優秀なコース受講者に対して、経団連から奨学金を授与するものです。式典では、経団連の日本ミャンマー経済委員会の小林委員長のメッセージの代読者として、井土ミャンマー日本商工会議所会頭(三菱商事ミャンマー総代表)、朝田委員長の代理として黒田同副会頭(丸紅ヤンゴン支店長)が出席され、また経団連事務局からは魚住主幹が参加されました。ミャンマー側からは、Dr. Myo Thet (MJC所長兼UMFCCI副会頭)とDaw Khine Khine Nwe(UMFCCI共同事務局長)が参加しました。奨学金受賞者は更なる励みを得たことと思います。

日本研修での経験を発表1)

日本研修での経験を発表2)

また授与式の後、前回の奨学金授与者ならびにJICA日本研修に行かれたメンバーによる日本研修の報告会が行われました。JICA日本研修は奨学金受賞者から更に選抜されたメンバーのみが参加できるプログラムです。

発表者からは各々、今回の奨学金受賞者に対して日本研修を通じて得られた学びや驚きなどを楽しげに報告して頂きました。