日本の正月祭り−ラオス日本センター

2016年2月5日

右から鈴木CA,サイコン副学長、村上所長、ブンルアン副所長

昨年に引き続き大使館から来賓として鈴木公使にお越しいただきました

ヒップポップダンスチームは、最近様々なイベントに引っ張りだことのことでした

伝統楽器ケーンの演奏とアクロバットの不思議な組み合わせ

上級者による組手を披露してくれました

オオカミ役のセリフが会場の笑いを誘っていました

妖怪体操、ラオスでもスタンダードになっています

合計4升ほどついたお餅はあっと言う間に来場者のお腹の中に消えて無くなりました

子供たちの踊りはいつも心を和ませてくれます

書初めコーナーも人気コーナーの一つとなりました

ラオスにもメイド喫茶が出現

記念写真コーナーもお正月気分満載

ラオス日本センター(LJI)では、毎年1月にフェスティバルを開催するようになってから7年目となりました。開始当初は「LJI日本語フェスティバル」として日本語を学ぶ学生の発表の場を提供していた学生のためのお祭りでしたが、学生だけではなく、一般の方々にも楽しんでもらおうと、ラオス人スタッフ自身が拡大を目指して取り組んでおり、今回は日本のお正月をラオス人に楽しみながら知ってもらいたいという彼らの思いから「日本の正月祭り」として2016年1月16日(土)に開催いたしました。

開会式では、ラオス国立大学サイコン副学長、JICAラオス事務所村上所長、LJIブンルアン副所長、LJI鈴木チーフアドバイザーによる鏡割りで盛大に幕を開け、祝い酒が振る舞われました。この鏡割りもラオス人スタッフのアイデアによるもので、普段お世話になっている日系企業のご協力を得ることが出来実現いたしました。

午前9時から午後3時までの約6時間のスケジュールでは、子供から大人まで上達の過程が分かる様に工夫された合気道デモンストレーション、誰もがクールに感じて見入ってしまうヒップホップダンス、アクロバット的な要素を取入れながら演奏する伝統楽器(ケーン)、日本語学科学生が中心になって行った日本語による演劇赤ずきんちゃんや歌や踊り、小学生による民族舞踊等々、例年通り盛り沢山の内容で進めて参りました。餅つきには多くの方々が我も我もと参加いただいたため、つきあがっている餅を何度もつくことになりました。

会場のブースではラオス料理、日本料理はじめ、日本の食品販売店や化粧品売り場、ラオス民芸品売り場、MBAコース修了生のなど多くの方々にご協力いただきました。今回初めて出展いただいた方の中には、ラオスのサトウキビを用い、昔ながらの製法でラム酒製造に取り組む日系企業もあり、パッションフルーツやココナッツフレーバーなど種類豊富なラム酒は完売したとのことでした。また、昨年に比べ小さなお子様連れの日本人の方々も多く参加いただき非常に嬉しく思いました。会場には500人以上の方々に足を運んでいただき、今年も成功裡にお祭りを終了することが出来ました。お越しいただいた皆さま、事業に協力いただいた皆さま、そして運営に携わった職員の皆さま、すべての方々に感謝です。お疲れ様でした。