第4回経団連寄付講座<Japanese Style Management>損保ジャパン日本興亜社によるセミナーが開催されました

2016年9月2日

      会場の様子

2016年8月29日、ミャンマー日本人材開発センター(MJC)にて経団連による寄付講座が開催され、約30名の方が来られました。同講座はミャンマーの発展のため、日系企業の事業紹介やその事業内容の理解を通じて、両国の相互理解を促進するものとなります。今回は損保ジャパン日本興亜社から「The Role and Importance of Insurance for Your Business」と題し、未だ保険への意識が低いミャンマーの現状において、その重要性を啓発するものでした。

講師である損保ジャパン日本興亜社の小嶋信弘常務執行役員

オープニングでは、ミャンマー商工会議所連合会(UMFCCI)副会頭兼MJC所長であるDr.Myo Thet氏から、今回の講座開催にかかる関係者への謝辞が述べられました。その後、損保ジャパン日本興亜社からの講師として小嶋信弘常務執行役員のプレゼンテーションが行われました。なお、同社は現在では世界32カ国で事業を展開しているとのことですが、同社が1942年に最初に進出した国はミャンマーとのことです。

テレビニュースメディアの方も来られました

講義では、主に保険の仕組み、企業におけるリスクマネジメント等を述べられ、ミャンマーの経済成長において、損害保険は経済インフラの一つであることを伝えると共に、身近な事例として、2016年1月にヤンゴンのマーケットにて発生した火災の事例を示し「皆様がもし店を失った店舗のオーナーだったらどうなるか、またはそれらの店に商品を納めているメーカーや納入業者であったらどうなるか、考えてみてください」と、ビジネスにおいても、そのリスクマネジメントの必要性を訴えました。

ミャンマーでは、まだ保険について十分な認識が育っていない状況ではありますが、本講座を通じて、その理解が深まる機会となれば幸いです。