CJCCで第2回リージョナルビジネスプランコンテストが開催されました

2017年8月31日

開会挨拶をするキム・リエンCJCC所長

 2017年7月22日にカンボジア日本人材開発センター(CJCC)で第2回リージョナルビジネスプランコンテストが行われました。昨年、ラオス日本センター(LJI)で行われた第1回リージョナルビジネスプランコンテストに続き、今年はカンボジア、ベトナム、ラオスの3カ国から11チームのビジネスプランが発表されました。
 
 カンボジアでは6月16日に国内予選が行われ、7チームのビジネスプランから上位3チームと特別賞1チームがリージョナルコンテストに参加しました。CJCCのキム・リエン所長の挨拶により開会された本コンテストにはカンボジアから4チーム、ベトナムから3チーム、ラオスから4チームが参加し、持ち時間30分の中、各チームが15分のプレゼンと15分の質疑応答を行いました。
 
 ビジネスプランの発表は午前9時から午後5時まで行われ、ARUN, LCC.代表の功能聡子氏が審査員長を務める審査委員会の審査の結果、昨年に続きカンボジアからScan Siev Phovチームが見事、優勝を果たしました。続く2位はカンボジアのCambodia Luxury Artsチーム、第3位はラオスのPadaek Nakai Factoryチームが獲得しました。

 第1位のScan Siev Phovは、カンボジアの学校で使用されている教科書を電子化するビジネスプランで、カンボジアの教育の質向上に貢献するビジネスです。第3位のPadaek Nakai Factoryは魚醤製造ビジネスで、リージョナルビジネスプランにおいて初めてのラオスからの入賞になりました。

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優賞したScan Siev Phovチーム

 本コンテストに参加したチームの代表者は本年12月に日本で行われるビジネスプランコンテスト優秀者のためのJICA研修に参加の予定です。CJCCは本コンテストで入賞したカンボジアの2チームに対し、ビジネスプランの実現のため今後も支援を行っていく予定です。

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コンテスト終了後に参加者全員で