モンゴル・日本人材開発センターにおいて国際交流基金海外巡回展「ストラグリングシティーズ:60年代日本の都市プロジェクトから」が開催されました

2017年10月31日

 10月16日から11月4日まで、モンゴル日本人材開発センターにおいて、国際交流基金・在モンゴル日本国大使館と共催で標記巡回展が開催されています。

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 本展示は、今から50年前に日本で盛り上がりを見せた都市への実験的な提案を入口に、現代に至るまでの都市を取り巻くさまざまな状況や、現在の東京に見られる特異性を、建築や都市の模型のみならず、アニメーションや写真スライド、映像といった多様なメディアを交えながら展示するものです。(展示カタログは下記国際交流基金HPよりご覧いただけます)

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 モンゴルの首都ウランバートルは急速な発展の只中にありますが、その一方で様々な都市問題が発生しています。そのため市民の間では都市にまつわるテーマへの関心が高まっています。日本の1960年代の都市開発の経験を紹介する本展示も広く注目を集め、複数のメディアに取り上げられました。

 また、巡回展の会期にあわせて10月25日には「快適で安全なウランバートルのために」と題した講演会を開催しました。講演会では3名の専門家が建築物の耐震化、交通規制、都市計画をテーマに最新の知見を解説し、若い世代を中心とする約200名の来場者は真剣に聞き入った様子でした。

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