中小機構がVJCCインスティチュートを訪問　～今後の協力について打ち合わせ～

　2018年2月5日（月）の午後、中小企業基盤整備機構（以下、中小機構）の理事である渡部寿彦氏及び他2名が、ベトナム人材開発インスティチュート/ハノイ（以下、VJCC）を訪問し、グェン ティ ヒエン所長並びにJICA専門家の佐々木十一郎チーフアドバイザー、乙黒令子業務調整員と打ち合わせを行いました。

　VJCCと中小機構は、日越企業のビジネス交流の分野で協力しており、特にVJCCの経営者育成研修"経営塾"の一環である本邦研修の際には、中小機構のアレンジで、経営塾参加企業と日本企業とのビジネスマッチングを実施しています。また中小機構が運営するビジネスマッチングサイト「J-GoodTech」に、経営塾参加企業の内170社が登録をしています。

中小機構は、日本の中小企業とアジア各国のビジネスネットワーク構築を目的に様々な活動を展開しており、その中でもベトナムを重要なパートナー国として位置づけています。主な事業としては、中小製造業者を海外から出展者として招待する、"新価値創造展" 。また、海外から企業を招聘し、日本の中小企業とのマッチングを図るCEO商談会（CEO Network Enhancing Project）があります。

　これらの活動に言及した後、渡部理事は、経営塾企業のJ-GoodTechへの登録促進に関してVJCCの協力を仰ぐとともに、経営塾企業の"新価値創造展"及びCEO商談会への参加等に関し、協力を依頼しました。
　
　VJCCのヒエン所長は、日本企業とベトナム企業が連携することについて、渡部理事をはじめとした中小機構がVJCCに信頼を置いていることに対し感謝の言葉を述べました。またVJCCは今後日本企業と連携したいと考えている経営塾参加企業の情報を中小機構に送るとともに、海外CEO商談会及び新価値創造展の各活動に対してより一層協力していくと伝えました。

　打ち合わせは和やかな雰囲気ですすみ、最後に2018年における日越企業への支援の確認、及び双方の企業のさらなる連携と成功を祈って打ち合わせが終了しました。