モンゴル日本人材開発センターにて「日本留学フェア2018」開催

2018年10月5日

【画像】  2018年9月29 日(土)・30日(日)の2日間、モンゴル日本人材開発センター(MOJC)にて「日本留学フェア2018(以下「留学フェア」)」が開催されました。今年は日本より10の大学・団体が参加し、会場には日本留学に関心のある若者を中心におよそ1000名の参加者が訪れ、大盛況となりました。

 今年の留学フェアは、モンゴル国立大学、MOJCの共催で開催され、日本からの参加は、9大学・1団体(文末参照)となりました。9月28日(金)には、留学フェア前日の行事として、参加大学・団体の要望に応じ、モンゴル国立大学や科学技術大学、新モンゴル学校、オルチロン学校などの当地有名教育機関を訪問し、学校関係者との面談や生徒向けの大学案内を行っていただきました。

【画像】 留学フェアの開会式では在モンゴル日本国大使館・市岡晃書記官、モンゴル教育文化科学スポーツ省・ガンバヤル国際協力プログラム対外関係局長、モンゴル国立大学・オチルホヤグ副学長、日本帰国留学生のJUGAMO会・ビャンバドルジ事務局長よりご挨拶を頂きました。

 留学フェアのプログラムは、国費留学制度説明(在モンゴル日本国大使館)、日本留学制度説明(JASSO)、日本からの帰国留学生による報告会、大学紹介プレゼンテーション(参加大学・団体)、ブースでの個別相談(参加大学・団体)で構成されました。

【画像】 フェア参加者からは「フェアを通じて必要な情報をすべて入手できた」、「個別相談で話をじっくり聞けた」、「英語で学べる大学に関心があって参加した」といった声が寄せられました。参加大学・団体からは「モンゴルの学生は他国に比べて目的意識が明確」、「願書をすぐにでも提出したいという学生もいたほどで、モンゴルでの日本留学への熱心さには驚かされた」といった感想に加え、英語で学ぶことのできる大学を求める参加者の声が例年以上に多く、大学側としてもこうしたニーズに対応していくことが必要との意見が出されました。

 MOJCとしては、この留学フェアで生まれた参加大学・団体とモンゴル学生の「縁」を通じ、モンゴルから一人でも多く日本への留学が実現するよう、今後もサポートを充実していきます。

 
 参加大学・団体(50音順):大阪大学、慶應義塾大学、事業創造大学院大学、静岡大学・静岡県、芝浦工業大学、東海大学、東洋大学、南山大学、新潟食料農業大学、日本学生支援機構(JASSO)