カンボジア日本人材開発センターにて「日本留学フェア」を開催

2018年11月4日

ネットワーキングパーティの様子

 2018年10月20日、カンボジア日本人材開発センター(以下「CJCC」)にて日本留学フェアが開催されました。今年は亜細亜大学、岩手大学、立命館アジア太平洋大学、東洋大学、早稲田大学、そして、国立六大学連携コンソーシアムとして、千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学の計11大学が参加しました。

 フェア前日の10月19日に参加大学はトゥアートゥンプン高校、バンニャーサッタラーインターナショナルスクール、ベルティーインターナショナルスクールへの訪問を行い、カンボジアの教育現場を視察しました。また、夜にはネットワーキングパーティがCJCC近くのレストランで行われ、カンボジアの教育機関関関係者と参加者の間で積極的な交流が行われました。

各大学の発表を熱心に聞き入る学生たち

 10月20日の留学フェアには、JICAプノンペン公共バス運営改善プロジェクトも得、プノンペン市内の大学及び高校から588名が参加しました。メイン会場である絆ホールが満席になったため、CJCCでは新たにライブビューイング会場を設けて対応をしました。

 王立プノンペン大学Phal Des副学長の挨拶で開会された本フェアでは、日本留学に関する情報や先輩留学生の経験談の発表、参加大学のプレゼンテーション、在カンボジア日本国大使館による文科省国費留学制度説明、ブースでの個別相談が行われました。参加した11大学に加え、在カンボジア日本国大使館もブース出展し、日本留学希望者の質問や疑問に対応しました。午前8時半から午後3時までのフェア全体を通して、積極的に質疑を行う学生の姿がとても印象的でした。

ブースセッションの様子

 
 CJCCでは、カンボジアから日本留学を希望する方へ、フェアに参加された大学の情報提供サービスを一年間継続して行います。独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の平成29年度外国人留学生在籍状況調査結果によると、日本へ846人のカンボジア人学生が留学しています。今後もさらにこの数が増え、両国の交流が深まることを願い、日本への留学支援活動を続けていきたいと思います。

【画像】

大学関係者との集合写真