2019年1月24日
2018年11月28日(金)、ラオス日本センター(LJI)にて、MBAコースを修了したOBによる同窓会が開催され、第1期生から9期生のOB、そして10期生から11期生の現役の学生合わせて55名が参加しました。
この同窓会は、MBAコースを卒業後それぞれのビジネスを展開しているOB同士の情報交換・コネクションの構築の場として、また、コースを修了し同窓会の一員となった9期生の方々、そして新たにMBAコースに入学した11期生の方々の歓迎を、さらに新たな役員の選出を目的に毎年行っています。
同窓会は、第5期生で現在ラジオ局のパーソナリティを勤め、同窓会委員のマノリーさんの開会の挨拶で開始され、まずはじめに11月に実施された第10期生のタイ研修の報告会が行われました。発表は日本式マネージメント、物流システムマネージメント、そしてマーケティングマネージメントの3つのグループに分かれ、それぞれのグループの代表から報告が行われました。
その後、マノリーさんの司会進行の下でパネルディスカッションが行われました。第3期生のティプスダさん、5期生のポンパスーさん、6期生のバナポンさんの3名が、パネリストとして志願してくれ、MBA卒業後彼らのビジネスにMBAでの学びがどの様に活かされているかについて、会場の参加者を巻き込みながら情報の共有が行われました。
パネルディスカッションで最も印象に残ったことは、MBAプログラムを受講したことにより、これまでまったく未知の世界であったカイゼン、人事管理、リーダーシップ、財務分析、マクロ経済学などを知ることができ、職場の運営や管理に役立たせている。また、異なる背景を持った異なる職種の人間が集まるため、新たな知識を学びながら、それぞれの経験を通した見解を共有できることがMBAプログラムの魅力であるとの意見を聞けたことで、現役の10期生、11期生の学生にも大きなモチベーションとなったことと思います。
パネルディスカッション終了後は参加者全員による懇親会が行われ、ラオス国立大学プット副学長、またJICAラオス事務所米山所長からは、激励の挨拶をいただきました。
ご協力いただいた方々に心よりお礼申し上げますと共に、今後の更なる同窓会ネットワークの発展を心より祈ります。