ラオス日本センター(LJI)及びラオス国立商工会議所(LNCCI)との了解覚書(MOU)の締結

2019年1月29日

サイニングセレモニーを終え記念撮影するLJIブンルアン所長(左)とLNCCIダボン副会頭(右)

 2019年1月18日(金)、LJIとLNCCIとのMOU締結式がLNCCIにて執り行なわれました。

 このMOUには、「双方の会員のためのセミナー・研修・ワークショップ等を協力し開催する」、「双方のお互いの情報を会員のために共有する」、「双方が協力し中小企業へのコンサルティングサービスを提供する」、「双方で活動計画を立案し実施するために議論する」等の項目が含まれ、お互いにラオス国内におけるビジネス人材育成を目的に実現いたしました。

グループに分かれて討議中の参加者の顔にはいつも笑顔が。

100名を超える参加者でびっしり埋まる会場

講義を終了し、修了証を授与するLJIパンパキット副所長(左)、山崎講師(中央)、LNCCIダボン副会頭(右)

 
 様々なビジネス業界から100人以上が集まった会場では、サイニングセレモニーにおいて、LNCCI ダボン副会頭から、「本MOUへの署名は、ラオスのビジネス界の発展に大きく貢献する最善の方法であると考えられ、地域発展のみならず、国際ビジネスにおいても同等のレベルで通用する人材育成に繋がることが期待できる」との力強い挨拶をいただきました。

 そして、LJIブンルアン所長からは、「私たちLJIは、中小企業が果たす役割が、間違いなくラオス経済発展・成長の鍵となることを確信しており、常に成長産業への発展を願い研修を行っている。中小企業の人材育成は、ビジネスセクターの能力・知識を高める上での最優先事項であり、このMOU締結には大きな意味がある。」と、今後の意気込みが伝えられました。

 また、サイニングセレモニー終了後には、山崎京子短期専門家によるPersonal Motivation(個人的動機付け)、Strategic Human Resource Management(戦略的人事管理)、Performance Appraisals(業績評価)等をテーマにした講義を、第1回目の共催セミナーと位置づけ実施していただきました。約6時間に渡る長時間の講義ではありましたが、ワークショップが多く楽しみながらも貴重な知識を身に付けられるこのセミナーには80名以上が参加し、殆どの参加者が最後まで講師の話に真剣に耳を傾けている姿が見られました。