背景と目的
首都ベオグラード市では、1990年代からの経済制裁による経済の悪化と近隣国からの難民・国内避難民が流入により、市民は苦しい生活を余儀なくされています。その中にあって市民の足ともいうべきバス交通の利用が増加しているものの、ベオグラード市公共輸送公社は財政難のためバスの新規購入や必要な維持管理が行えないことから、バスの老朽化が進んでいます。
- 交換公文(E/N)締結日:2002年4月12日
- 供与限度額:18.5億円
- 実施機関:ベオグラード市公共輸送公社
事業概要
ベオグラード市公共輸送公社に対し、難民・避難民を含む一般市民が多く利用する8路線に対するバス93台を供与する。
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