ネパールとブータンの帰国研修員同窓会-COVID-19に関する国を超えた「学び合い」-

2020年5月11日

4月30日(木)、ネパール帰国研修員同窓会が、ブータン帰国研修員同窓会の参加のもと、COVID-19の現状や治療に向けた方策等を話し合うオンラインセミナーを開催しました。

「帰国研修員同窓会」は、JICAが実施する研修(課題別研修、国別研修、青年研修、日系研修等)に参加し帰国した「帰国研修員」が、帰国研修員間の連携・交流の促進を図るために結成している会です。JICAによるこれまでの成果を普及・拡大、あるいは人的資源である帰国研修員同士のネットワーク化に取り組んでいます。

通常はそれぞれの国内で活動していますが、今回はネパール、ブータン両国の帰国研修員同窓会から約100名が参加し、お互いの国内におけるCOVID-19の現状や保健医療での取組、そして社会経済への影響について情報交換しました。

また、JICAネパール事務所の朝熊所長、JICAブータン事務所の渡部所長からは、今回のセミナー開催に対する感謝が述べられ、JICAのCOVID-19対策等の情報提供が行われました。

参加者からは、「学びあいとして良い機会になった。」「困窮しているメンバーがいればみんなで助けあおう。」「JICAのCOVID-19対策に協力したい。」等の意見やチャットが交わされました。

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オンラインセミナーの様子

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COVID-19について報告

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両国からの参加者

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ネパール帰国同窓会会長(左上がブータン帰国同窓会副会長)

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JICAブータン事務所渡部所長