所長あいさつ

JICAは、技術協力とボランティアの派遣を中心に、30年以上にわたり、ボリビアの国造りのお手伝いをしてきました。この間、ボリビアの人々と苦労をともにし、喜びをわかちあいながら、ボリビアの経済社会の発展に貢献し、友好親善に役立ってきたことを誇りに思います。

技術協力では、保健医療、教育、農村開発、道路整備、環境などの分野で、ボリビアの人々が自立的に開発を進めていけるように人材育成を支援してきました。多くの人材が育って、各分野で活躍しています。また、無償資金協力等日本の協力で整備された施設や機材も有効に使われ、地域の発展、生活の向上に役立っています。さらに、30年間で800名以上の日本人ボランティアが派遣されて、ボリビア全国でコミュニティー開発などに貢献してきました。ボリビアの人々と苦楽をわかちあったボランティアは、ボリビアと日本の架け橋となって友好親善に貢献しています。

さて、2008年10月1日、新JICAが誕生しました。新JICAは、技術協力、有償資金協力、無償資金協力という3つの援助手法を一体的に運用することになり、開発途上国の人々のニーズに応じたより質の高い協力を実施していきます。新JICAは、「すべての人々が恩恵を受けるダイナミックな開発」というビジョンの下、「人間の安全保障」の実現を目指します。ボリビアにおいても、貧困削減を進め、豊かで公正な社会を実現しようとするボリビアの人々の努力を、今後も支援していきます。