元隊員(職種:柔道)によるスポーツウェアのボツワナ柔道連盟への寄贈式について

2021年2月2日

JICA海外協力隊の柔道隊員として当国で活動していた村上瑠希也さんがこの度、配属先であったボツワナ柔道連盟に対して選手達の練習用のスポーツウェアを寄贈しました。その寄贈式がJICAボツワナ支所にて行われました。今回、柔道連盟に寄贈されたスポーツウェアは村上さんが個人的に日本の団体を通じて寄贈された物であり、ジャージのズボン63着、ジャージの上着18着、スポーツバッグ29個となります。

寄贈式に参加したボツワナ柔道連盟の会長であるキングスリー・セゴトロ氏からは、今回の村上さんによるスポーツウェアの寄贈について感謝の言葉が述べられました。同時に村上さんがボツワナ滞在中は、選手達に対して大変熱心に指導してくれたこと。本来であればもっと長く滞在して選手達を指導して欲しかったが、コロナ禍により選手達が敬愛する村上さんが日本に帰国しなければならなくなったことは非常に残念であった。しかしながら、村上さんが現在も継続して選手達を指導してくれていることに大変感謝している。

更にセゴトロ氏からは、ボツワナ柔道連盟とJICAは長年に亘り良好な関係を継続してきた。現在までに3代に亘り柔道隊員を派遣して指導してくれたこと。同時に多くの機材も供与されており、それらは現在も有効活用されていること。今後ともお互いの良好な関係が継続されることを願っていること等の言葉が述べられました。

なお、当日は村上さんも日本からオンラインにて寄贈式に参加しました。式の中で村上さんから配属先に対して現在までの自身の活動への温かい支援に対する感謝の気持ちと共に今後の選手達の活躍、配属先の発展を期待している等のメッセージが直接伝えられました。

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寄贈物品のスポーツウェア類

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スポーツウェアの引き渡し(左:ボツワナ支所:江口支所長、右:柔道連盟:セゴトロ会長)

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集合写真(真ん中のスクリーンが村上さん)