コンゴ民主共和国の保健セクターにおいては、5歳未満児死亡率(出生1000人につき168人、2011年)、妊産婦死亡率(出生10万人につき550人、2007年)と世界的に最も劣悪な状況である。
キンシャサ大学(UNIKIN)は国内トップ・レファラル病院として、救急医療の提供、医学生への医療実習、地域住民への診療を提供している。しかし、医療機材の老朽化により、与えられた役割を十分に果たせていなかった。
このため、小児科・産婦人科および関連部門における診療サービスの向上のため、医療機材の供与と機材維持管理の研修を実施した。