バ・コンゴ州カタラクト県コミュニティ再生支援調査(終了案件)

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住民自身がコミュニティの開発計画について議論

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地元の雇用創出にも貢献したコミニュティ道路の改修

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改修されたコミュニティ道路

コンゴ民主共和国の西部に位置するバ・コンゴ州では、長年に亘る内戦で疲弊したコミュニティの再興及び隣国アンゴラからの難民との共生という課題を抱えていた。そのような中、日本は同州カタラクト県においてコミュニティ再生の糸口を掴むべく緊急開発調査を実施した。

この調査では、参加型プロセスを通じてコミュニティ開発に対する住民の積極的な参画を促すとともに、「農業生産性の向上」・「自然環境保全」・「生活環境改善」といった様々な分野のパイロット・プロジェクトの実施を通じて、コミュニティ開発を多角的な視点から考察することを試みた。同時に、農村の生命線とも言えるコミュニティ道路の整備にも取り組んだ。

最終的に、コミュニティ道路の改修と改修後の維持管理を地域住民が共同実施することで地域の村々の間の交流が活発化し、さらにこれに加えて生計向上や生活環境改善等の諸々の施策を総合的に実施することでコミュニティ再生の契機となることがこの調査を通じて確認された。

【スキーム】
緊急開発調査
【実施期間】
2007年8月から2009年12月
(その後、2010年4月から2010年12月までモニタリング調査を実施)
【実施地域】
バ・コンゴ州カタラクト県
【実施機関】
農村開発省(当時)

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