JICAは農業省に3台の車両を供与しました

2021年2月25日

JICAエチオピア事務所は、現在実施中の技術協力プロジェクト「市場志向型小規模園芸農業推進プロジェクト(Ethio-SHEP)」を通じて3台の車両を農業省に供与しました。アムハラ州とオロミア州で園芸作物の栽培を通じて小規模農家を支援しているEthio-SHEPプロジェクトのメンバーは、この3台の車両は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が広がっている中でも農業サービスを提供し続ける農業普及員の移動の足として大いに役立つとしています。

供与式には、農業省から園芸振興担当の副大臣であるWondale Habtamu氏とJICAエチオピア事務所から所長の森原克樹が出席しました。

冒頭の挨拶で森原所長は、日本人専門家による継続的な知識移転と技術研修を通じて小規模農家の生活向上を確実にするというJICAのコミットメントを強調しました。また副大臣は、エチオピアに対するJICAの長期にわたる支援とコミットメントに感謝し、現場での様々な研修活動に最大限活用すると述べました。

JICAは30年以上に渡ってエチオピアの農業分野への支援を続けており、現在ではエチオピア全土で10のプロジェクトを実施中です。JICAは、新しくエチオピア政府が作成した10か年計画に沿った開発支援を継続していきます。

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供与式では森原所長からWondale Habtamu氏へ車両の鍵を手渡した。

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