WLC/IULTCSでEthiopian Highland Leatherの紹介を行いました

2021年11月30日

2021年11月1日および3~5日に、皮革産業における国際会議であるWorld Leather Congress(WLC)およびInternational Union of Leather Technologists and Chemists Societies(IULTCS)がアディスアベバのスカイライトホテルで開催されました。エチオピア国産業振興プロジェクト(輸出振興)(第2フェーズ)は、プロジェクトで立ち上げた羊革素材のナショナルブランドである「Ethiopian Highland Leather(EHL)」のPR活動の一環として、ポスター発表およびJICAスポンサーブースでのEHL製品の紹介を行いました。

当初、同イベントは2020年の開催が予定されていましたが、新型コロナウイルスの世界的な流行により1年遅れることとなりました。また、アディスアベバの会場と世界中の参加者をオンラインで結ぶ、ハイブリッド開催となりました。ポスター発表では、プロジェクトで実施した、エチオピアの羊革を他の国の羊革素材と比較しその特性について科学的に検証した研究について紹介し、バーチャルのポスター発表ブースに掲示したほか、会場のスポンサーブースにおいても展示を行いました。また、スポンサーブースでは、EHL製品やプロジェクトの活動写真を展示しました。参加者の多くはオンラインでの参加であったことから、スポンサーブースでどれほどEHLの広報ができるか不安がありましたが、実際には研究発表の各セッション間のコーヒーブレイクやランチブレイクの時間に予想以上の人が足を運んでくださり、プロジェクト活動やEHL製品に興味を持っていただくことができました。当プロジェクトでは引き続き、海外市場に向けたEHLのプロモーション活動を行っていく予定です。

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スポンサーブース

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スポンサーブースでプロジェクト活動について説明を行う永井教之総括

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EHLの特性についてポスターを用いて説明を行った