気候変動レジリエンスプロジェクト・第1回合同調整委員会(JCC)会議の開催

2022年6月3日

5月17日、「農業及び森林・自然資源管理を通じた気候変動レジリエンス強化プロジェクト(気候変動レジリエンスプロジェクト)」の第1回JCC会議を連邦農業省、オロミア州農業局(OBA)及び環境保護庁(OEPA)などのプロジェクト関係者出席のもと開催しました。本会議でJICAエチオピア事務所森原所長からは、気候変動への対応は喫緊の課題になっていること及びエチオピアの気候変動政策における本プロジェクトの重要性に言及し、政府高官を含む幅広い事業関係者のプロジェクト活動への参画に期待を寄せました。これに対して、OEPAメハディ総局長は、エチオピア側を代表してエチオピアの温室効果ガス削減に対するコミットメント実現に向けて、全てのプロジェクト関係者が本プロジェクト活動に深く関与するよう呼びかました。本会議では主要なプロジェクト活動であるファーマーフィールドスクール(FFS)の展開に向けた人材育成活動や、持続的森林管理に資する森林コーヒーの展開などについても活発な議論が行われました。

本プロジェクトの概要は、下記ウェブサイトでも公開しています。是非ご覧ください。

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本プロジェクトの構成及び目標について発表する農業省のAddisu Negash局長代理

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プロジェクト全体のステップを説明する金澤チーフアドバイザー

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プロジェクトの重要性を強調するJICAエチオピア事務所の森原克己所長

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温室効果ガスの排出削減を全関係者に促すオロミア州環境保護局のSeifudin Mehadi総裁