「視覚的に訴え子どもたちの興味を惹く授業」を目的に、小・中学校の教員に対するアイディア提供やガーナにある材料を使った教材の紹介などを行う理数科教師、小学校教諭、PCインストラクター隊員が活動しています。また、ガーナでも本格的な導入がスタートしたばかりの情操教育分野(図画工作など)についても、現場の先生方と協力しながらその普及に取り組んでいます。
同様の分野で活動する隊員が集まって、教材開発のワークショップを開催する等、直接生徒たちに対する模擬授業等も行っています。
保健師、公衆衛生、学校保健等の隊員が、地域における保健サービスの向上、衛生状態の改善、学校における健康教育の充実などを目指しています。主な派遣先は地方部の保健行政機関や教育行政機関で、近隣の保健施設や学校、地域コミュニティを訪問しながら、住民の視点に立って活動しています。ガーナ政府とJICAが協力して導入した母子手帳の活用にも取り組んでいます。
日本の高等専門学校や工科短期大学に相当する学校、あるいは職業訓練校において、自動車整備、手工芸、家政、コンピュータなどを専門とするボランティアが活動しています。
生産業の底上げには地方零細企業の発展は欠かせないものであり、ボランティアは草の根レベルでの地道な技術指導を行っています。
上記以外の分野でも、JICA海外協力隊は活躍しています。