ハイチ国無償資金協力「中央県及びアルティボニット県小中学校建設計画」完工引渡式

2020年11月9日

2020年11月9日に"ハイチ国無償資金協力「中央県及びアルティボニット県小中学校建設計画」完工引渡し式"が実施されました。

式典は、在ハイチ日本国大使館の水野大使、Joseph JOUTHE首相、Martine MOISE大統領夫人、国民教育・職業訓練省のPierre Josué Agénor CADE大臣を迎え、国民教育・職業訓練省の本省関係者や中央県とアルティボニット県の関係者が集まる中、報道陣も招集され、盛大に開催されました。

2018年11月29日の着工式後、完工したのは2020年6月末でした。COVID19の影響により、完工引渡式の実施が延期されていましたが、新学期の開始日と同日に完工引渡式が行われることになりました。生徒全員が集い、新しい校舎で新学期を迎えることをとても喜んでいる様子で校内は非常に賑やかでした。

建設された12校は、耐震性があり、ソーラーパネルも設置され、自然災害の際には一時的な避難場所になります。新しく建設された12校の総教室数は90室、生徒受入可能人数の総数は、3600人です。

2021年5月には、ソフトコンポーネントとして学校の「施設維持管理」、「保健・衛生教育」および「防災教育」に関するワークショップやマニュアルの整備が予定されており、関係者の意識向上と持続に向けた支援が実施されます。

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新校舎と生徒達

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新校舎の屋根にはソーラーパネルが設置されています

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教室内の真新しい机と黒板

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引渡式の来賓の方々:在ハイチ日本国大使、ハイチ国大統領夫人、国民教育・職業訓練書大臣他が参列しました

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引渡式を見守る生徒達

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学校給食の様子