JICAプロジェクトに携わってきた経験豊富な看護師

2020年9月18日

私は、セタティラート病院の看護部長のカムラ-シウドムです。主な任務は看護業務遂行の指導、看護技術、看護サービスの管理を実施することです。

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セタティラート病院の看護師として1987年に入職し、1999年から看護部で働いています。私はラオス国立健康科学大学の看護学科を卒業し、看護師の資格をとりました。また、看護教育や看護技術や看護管理の短期研修のために日本へ4回行きました。

私は長年JICAのプロジェクトと共に看護業務改善に取り組んできました。その時に学んだことは、計画立案から実施、そしてそれをフィードバックして次の目的や目標、計画策定につなげることや、業務の実施システムの構築についてです。

その後も日本からのシニアボランティアによる看護管理と看護技術、看護教育に関する支援を受けてきました。また、2006年から2009年には基礎看護トレーニングマニュアルの作成にも携わってきました。

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この他にも現在もJICA「セタティラート病院及びチャンパサック県病院整備計画」による救急外来や一般外来の建設支援を受けています。これらの協働してきた経験をもとに、これからも看護業務改善への取り組みを続けていきます。

セタティラート病院看護部の希望は、看護師の資格認定や基礎看護トレーニングマニュアルの改訂や関連規則の整備が実施され、看護師が皆、インターナショナルレベルの看護知識や技術を有するようになることです。引き継ぎ看護分野のJICAボランティア派遣にも期待しております。