協力隊マラウイ派遣50周年記念 写真パネル展の開催

2021年11月23日

2021年11月12日~16日の5日間、首都の大型ショッピングセンターにて協力隊マラウイ派遣50周年を記念して写真パネル展を開催しました。オープニングでは、丹原マラウイ事務所長の挨拶に続き、大統領・内閣府 人事・開発局のローズマリー・マレタ副局長から祝辞と50年にわたる協力隊の貢献に対する謝辞をいただきました。また、派遣中隊員14名の内、代表4名も参加、コロナ禍で一時中断となった隊員派遣の再開をアピールしました。

パネル展では、1970年代~2020年までの約30点の写真を展示。保健、教育、コミュニティ開発、スポーツ(柔道、剣道)など各分野での活動の他、日本のお茶会や運動会等のグループ活動の紹介も行ないました。ショッピングセンターに買い物に来た多くの一般の方々が展示に足を止め、あらゆる職種の隊員活動の様子を興味深そうに熱心に見入っていました。来場者から、JICA volunteers done great job. You are doing good job. We appreciate very much. など、感謝の言葉をたくさんいただきました。また、20年前、30年前に、理科・数学を日本人(協力隊員)に教わったと、隊員の名前をフルネームで覚えていて思い出を語ってくれた国連機関の現地職員や会計士の方もいました。

写真パネル展には5日間で1,000名近くの来場者があり、普段は接点の少ないマラウイの一般の方々に広く協力隊の活動を知ってもらう大変よい機会となりました。

マラウイには、1971年8月に7名の協力隊員派遣を皮切りに、これまで累計1,897名のボランティアが派遣され、派遣数は世界一となっています。ボランティアがマラウイ各地で様々な分野で地域の人々と共に社会の発展に尽くしてきた功績と、両国の友好に果たしてきた役割は高く評価されています。協力隊マラウイ派遣は、50年の歴史の上に、今年、新たなスタートを切りました。

【画像】

ショッピングセンターの屋外スペースが会場

【画像】

オープニングの様子 写真中央:丹原所長、右隣:マレタ副局長

【画像】

ゲストに写真の説明をするナショナルスタッフ

【画像】

写真パネル展初日 大勢の人が来場

【画像】

写真パネル展2日目 熱心に写真に見入る人々

【画像】

写真パネル展3日目 初めて協力隊を知った若者たち