モザンビーク海外協力隊の配属先に新型コロナウィルス感染予防物品を供与

2021年2月16日

2018年度3次隊 福西八光隊員(体育)の配属先「エドアルド・モンドラーネ総合人材小学校」からの依頼を受け、2021年1月27日に新型コロナ感染予防のための物品供与(マスク、フェイスシールド、非接触体温計、防護服等)を行いました。

エドアルド・モンドラーネ総合人材小学校(インクルーシブ教育学校)では、全校生徒の半数が何らかの障害を持っています。障害のある生徒の中には、新型コロナに感染すると重症化してしまう可能性のある持病を患う生徒もいます。また、全校生徒のうちおよそ半数が寄宿舎で生活をしているため、校内で新型コロナ感染者が発生した場合、隔離措置が難しく、クラスター化することも懸念されます。今回供与した感染予防物品が校内の感染対策向上に貢献することで、生徒がより安心して学習できる環境が整うことを期待しています。

なお、本供与について、当初は少人数での引き渡し式を実施する予定でしたが、年末年始の新型コロナウィルス感染拡大によりモザンビーク政府が非常事態対策を通知したことに伴い、急遽、物品のみ輸送による引き渡しとなりました。

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コロナ感染予防物品受け取り時の写真

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隊員の同僚が手にしているのは、非接触体温計。入校・入室前に体温測定を行います。

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JICAモザンビーク事務所にて輸送前の各物品の写真