ワクチン運搬用のポータブル冷凍冷蔵庫がモザンビークに到着

2022年4月1日、JICAモザンビーク事務所はワクチン運搬用ポータブル冷凍冷蔵庫22台をモザンビーク国保健省に引き渡しました。

この冷凍冷蔵庫（ツインバード工業製）はコンパクトながら優れた冷却性を持つため、日本国の無償資金協力「新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援計画」の第1ロットとしてモザンビークに届けられたものです。

引き渡し式では、松本仁JICAモザンビーク事務所所長から「この冷凍冷蔵庫が1日でも早くモザンビーク全州に配備され、ワクチン接種に貢献できることを心待ちにしている」との発言がありました。保健省、予防接種拡大計画担当のLeonildo Nhampossa氏からは「現在モザンビークではCOVID19だけでなく、特に地方部ではポリオも発生しており、ワクチン接種キャンペーンを進めている。この機動力に優れた冷凍冷蔵庫は、アクセスが難しい地域の住民にも健康を届けるための強力な支えとなる」との感謝の気持ちを込めて応えました。

新型コロナウイルス感染症は、世界中そして特にモザンビークのような途上国に大きな影響を及ぼしています。JICAは今後も、新型コロナウイルスそして保健分野全体での協力をモザンビーク政府と共に進めて行きます。