ひろばニュース

考えよう!地球の未来 作ろう!おしゃれなエコバッグ

2021年5月11日

SDGsについて知ろう!

環境に関するSDGsはどれかな?

4月29日(祝・木曜)に、地球上の森林減少や環境問題について聞いた後、読み終わっていらなくなった様々な国の言葉の新聞を使って、自分の用途に合うようなオリジナルエコバッグを作りました!

初めに、SDGs(持続可能な開発目標)の17つの目標について学んだ後、そのうちの1つであるゴール15「陸の豊かさも守ろう」に焦点を当て、クイズなどに答えていただきながら、森林資源や地球環境について考えました。

「森も守る!楽器も守る!」アフリカでの取り組みについて知る

どんな木が楽器に使われているかな?

地球の資源や森の現状について知った後は、日本の楽器メーカーとJICAが協力をしてアフリカで行っている森林を守る取り組みについて、クイズに答えながらお話を聞きました。木管楽器などに使われている「アフリカン・ブラックウッド」(消毒済み)を実際に触り、他の木との違いを肌で感じていただきました。「こんなしっかりした木が使われているのですね」「重さが他とは違いますね」などの感想があがっていました。また、「アフリカン・ブラックウッド」は成長が遅く伐採できるまでに70年~100年必要という説明に参加者の皆さんは驚きを隠せない様子でした。

外国語の新聞でオリジナルエコバッグを作る!

映し出されたインストラクターの手元を見ながらエコバッグを作る

地球環境について学んだ後は、古新聞を利用してペーパーバッグ作りがスタートしました。参加者の皆さんはインストラクターの手元が大きく映し出された映像を見ながら、バッグの幅や高さ、取っ手の長さを考えながら、丁寧に新聞を折っていました。実際に入れるものを想像しながら作っていきます。小型パソコンぐらいの大きさのものを入れるのに使いたいという参加者は、マチの広さを狭くするにはどうしたらいいか、インストラクターに相談しながら熱心に折っていました。

オリジナルエコバッグに何を入れようかな?

自分だけのオリジナルエコバッグができました!

最後に、取っ手をつけて出来上がったバッグに、ワンポイントアクセントとしてアフリカ布のリボンをつけました。自分だけのオリジナルエコバッグを何度も見つめたり、ほかの人のバッグを褒め合ったりして、とてもうれしそうでした。参加者からは、「環境問題と工作がむすびついて、子どもが興味を持ちやすいイベントで良かった」「工作が楽しく面白かった」などの声がありました。

イベント開催日はあいにくの雨でしたが、オリジナルバッグが雨に濡れないように大切に持ち帰る参加者の姿が印象的でした。

なごや地球ひろばでは、今後も楽しく学べるイベントを企画していきます。
ぜひ皆様お越しください!

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