ひろばニュース

実験!体験!作って学んでしっかり予防

2021年5月12日

感染症について語るJICA海外協力隊経験者

5月1日(土曜)にJICA海外協力隊(職種:看護師)経験者をお招きして、バイ菌が影響して起こる感染症への正しい知識について実験を通して学んだり、手洗いチェッカーを使って手の洗い方を見直すためのイベントを開催しました。

感染症から自分の体を守るためには、これまで以上に手指の消毒と手洗いが欠かせなくなりました。手洗いチェッカーを使っていつもの手洗いでどこに洗い残しがあるかを確認して正しい手の洗い方を学び、自分の健康を守ることや感染症について考えました。

洗い残しの部分に色を付けてチェックしました!

初めに、講師からコップに入った透明の液体を交換してくださいと言われ、参加者は促されるがまま、透明の液体をスポイトで交換していきました。これは実は、交換していくと知らないうちに感染症が広がっているという実験でした!

あっという間に感染症が広がってしまうこと、自分は何もしていないと思っていても、気が付いたら広めてしまう側になっていることなど、この実験を通して、感染症の広がりについて学びました。参加者からは、「すぐに菌が広がってしまうことが分かった。」「目には見えないバイ菌を視覚化することで感染の様子もよくわかり勉強になりました。」などの声がありました。

講師から感染症の特徴について説明があった後、参加者の方々に「感染症を広めない方法は何ですか?」との質問がありました。「ソーシャルディスタンスを保つ」「うがいをする」「手洗いをする」など次々に意見が出ました。
実験と講師の説明の後、参加者の皆さんは感染のスピードに驚くとともに、予防の大切さを実感した様子でした。

そこで、体をバイ菌から守る方法の一つである正しい手洗いの仕方を確認するため、手洗いチェックを行いました。手洗いチェック専用の蛍光ローションを手に塗りせっけんをつけて、いつものように手を洗ってもらいます。その後にブルーライトに当てると、洗い残しの箇所が光ります。しっかり洗っているつもりでも意外と洗い残しがあることに気づき「洗い残しの部分がはっきりわかり、手洗いに対する意識が深まった。」と口々に話されていました。

マスクチャームの完成!

私たちの日常生活の中で感染症予防のためにマスクを着けることは欠かせないものとなりました。そんな毎日使うマスクを少しでもおしゃれに飾るため、マスクチャームを作りました。インストラクターの説明に従って真剣な様子で金具をゴム紐に通したり、結んだりしました。細かい作業に夢中になりながら、世界に一つだけのオリジナルマスクチャームが出来上がりました。早速、出来上がったマスクチャームをマスクに着けていらっしゃる方々もおり、「マスクチャームがかわいい。」「ついつい没頭してしまった!」などの声があがりました。

今後も、なごや地球ひろばでは、楽しいイベントを企画していきます。楽しく世界の事を学びたい方、国際協力について興味がある方のご参加をお持ちしています!

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