ひろばニュース

JICA中部 高校生実体験プログラム2021「今日からはじめる!国際協力キャリア」を開催しました。

2021年12月17日

一日を一緒に過ごす仲間を知ろう!

ゲームを通した自己紹介タイム!

JICA中部で、高校生を対象としたイベント「今日からはじめる!国際協力キャリア」を開催しました。イベントには、国際協力に興味を持つ高校生が多く参加してくれました。JICAが行う国際協力について理解を深めていただいた後は、ゲームを通した自己紹介タイム!初対面で緊張した様子だった参加者も、お互いの共通点を発見していくにつれ、徐々にリラックスした表情に。

参加者からは、「初対面で緊張したけど、自己紹介タイムで打ち解けられた気がする!」という感想の通り、各グループから笑い声も聞こえてきました!

ゲストに聞く!国際協力キャリアパス

ゲストに聞く!国際協力キャリアパス

イベント前半は2名のゲストスピーカーをお招きし、それぞれがどのようにして国際協力に携わるようになったのかをお話しいただきました。

まず1人目は、JICA海外協力隊としてケニアの小学校などで子どもたちの教育に携わり、現在はJICA人間開発部で働く樋口耕平さん。JICA海外協力隊に参加する前は、愛知県の高校で英語教師をしていた樋口さんから、「どんなことでも国際協力に繋がる可能性がある」「国際協力に想いを馳せてみてほしい」と参加者に対して熱いメッセージが送られました。

そして2人目は、同じくJICA海外協力隊としてガーナでバスケットボールコーチとして活動し、帰国後はアフリカ工房を設立してシアバターを販売するなど、フェアトレードを通して国際協力に関わっている前田大蔵さん。「どのようにしてたくさんの人と繋がれたのですか?」という参加者からの質問に対し、「自分が好きなことを続けていく中で、たくさんの人との関わりが生まれ、人との繋がりの輪が大きくなっていった」と答える前田さんの活動写真からは、いつも多くの人に囲まれた前田さんの姿を見ることができました。

ゲストスピーカーのお二人からは、国際協力に関わる前の高校時代・大学時代のお話もあり、参加者は熱心にメモをとり、多くの質問が出るなど、国際協力への関心の高さが伺えました。

なりきりJICA海外協力隊ワークショップ

グループで相談しながら活動計画を立てています!

午後は、なりきりJICA海外協力隊ワークショップ!
開発途上国の事例から、その地域が抱える課題とともに地域が持つ良さを読み取り、各グループでJICA海外協力隊の活動計画作成に取り組みました。
ゲストスピーカーである前田さんから実際の活動経験をお話しいただいた後、グループのメンバーが気づきやアイデアを共有し、「どうしたら地域のためになる活動計画になるのか」「どう自分たちの強みを活かせるか」について考えました。悩みながらも一つ一つのアイデアを形にしていく姿から、それぞれのグループが持つ個性や熱意が伝わってきました!

参加者からは、「長い時間をかけてチームで活動内容を決めることは難しかったけど、とてもいい刺激になった!」「どうなるかな」とおもったけど、メンバーと協力して完成できて良かった。」という声が挙がりました!

なりきりJICA海外協力隊!活動計画発表

グループで活動計画発表!

イベントの最後には、各グループで完成させた活動計画を発表!
それぞれのアイデアが形になった活動計画を参加者全員に向けて発表する様子からは、自信と達成感が伝わってきました!他のグループの発表から、お互いに新たな気付きを得る時間にもなった様子でした。

参加者からは「同じような思いを持っていて、でも違う場所で過ごしている高校生と話すことができてすごく良い刺激になった。」「また開催してほしいです!」などの感想をいただきました。

イベント終了後も、グループの仲間たちと話が尽きない参加者の様子から、充実した時間を過ごすことができた様子が伺えました。

展示やイベントを通して国際協力に触れることができるなごや地球ひろばが、多くの人にとって国際協力と繋がる場所になればと願っております!

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