ひろばニュース

3名のメキシコ人研修員が名古屋市の河村市長を表敬訪問しました!

2022年8月2日

コロナ禍中に中断されていた短期研修員の来日ですが、5月に再開された中部センター第1号案件となる「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画(全社的品質管理・生産性向上)」研修(※)に参加している3名のメキシコ人研修員が7月1日の16時30分から、河村市長を表敬訪問しました。
名古屋市とメキシコシティは今年度で姉妹都市提携45周年を迎えますが、表敬をした3名の内2名はメキシコシティに仕事の拠点を置き活躍しており、大変良い機会となりました。市長から本研修期間中に訪問した企業の照会があり、訪問した企業名をお伝えしました。
また、一人の研修員が名古屋は美しい街である旨を、事前に覚えた名古屋弁で伝えました。それに対して河村市長からは太平洋戦争中に名古屋市内でゼロ式戦闘機を製造していたので空襲を受け、3分の2が焼け野原となった。でも皆が頑張って今のようになったと説明して下さいました。
研修員は持参したお土産の説明をしながら市長にお渡しするなど、終始和やかな雰囲気で表敬が出来ました。また記念撮影では河村市長が「ベサメ・ムーチョ」を口ずさみながらご対応を頂きました。
また、河村市長のメキシコシティ訪問の計画を知り、研修員から市長の訪問を歓迎しますとコメントがありました。
(※)「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」
本計画は1971年、日墨両政府は両国の青年を互いに留学させ、両国の相互理解と友好親善を増進することを目的に開始されました。2010年以降は、これまでの成果も踏まえ、より両国の現在のニーズを反映する内容となり、両国の更なるパートナーシップの強化及び両国の友好に強化に貢献できる若手人材の育成を目的としています。「全社的品質管理・生産性向上」研修はこの計画の内の一つで、JICA中部が愛知工研協会に業務委託を行い実施している研修で9月9日まで実施致します。

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