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イベント「アフリカいろいろ-15年の時を超えて、国を超えて-」を開催しました!

2022年8月5日

TICAD(アフリカ開発会議)とは?

ケニアのグッズも紹介!

JICA中部なごや地球ひろばでは、今年8月に開催されるTICAD8(アフリカ開発会議)に先駆け、アフリカ諸国の魅力を知っていただくイベント「アフリカいろいろ-15年の時を超えて、国を超えて-」を開催しました!

8月27日、28日にチュニジアでTICAD8が開催されます。イベントでは、まず初めにアフリカの開発をテーマとする国際会議「TICAD」の概略を説明しました。TICADは、日本政府が主導し、国連、国連開発計画、世界銀行およびアフリカ連合委員会と共同で1993年から計7回開催しています。

ケニアの暮らしを聞いてみよう!

ケニアってどんな国?

今回のイベントでは、東アフリカのケニアでJICA海外協力隊として活動した佐屋達紀さん、同じくJICA海外協力隊として西アフリカのベナンで活動した高木和俊さん、そして現在ケニアでJICAの企画調査員(ボランティア事業)として業務を行っている北山敏之さんの話を聞いていただきました。

まずは、ケニアの国立公園内で車の整備・メンテナンスを行う自動車整備士として活動した佐屋さん。「ケニアというと、どんなイメージですか?」「なぜ、国立公園に車が必要なのでしょう?」など、参加者に問いかけながら、活動の様子が紹介されました。佐屋さんの現地でのリアルな生活の話やエピソードに参加者は興味津々の様子で、話と共に映し出される映像を食い入るように見ていました。

ベナンの暮らしを聞いてみよう!

3名のスピーカーによるパネルトーク

一方、西アフリカのベナンでコミュニティ開発という職種で活動した高木さんからは、任地の方々とどのようにコミュニケーションをとり、現地の困りごとを収集したかなどについての話がありました。あわせて、ケニアの佐屋さんの生活と似ているところ、違うところなど比較しながら、話が進められていきました。参加者の中には、うなずいたり、熱心にメモを取ったりしている方々が見受けられました。

ケニアの「今」を聞いてみよう!

シェフによるメニューの説明

次に、JICAの企画調査員(ボランティア事業)をしている北山さんはケニアからオンラインで登場!ケニアの最新情報をお話いただきました。企画調査員(ボランティア事業)は、JICA海外協力隊の配属機関との交渉をはじめ、隊員の活動支援にかかる安全管理や事務処理など幅広い業務を担います。ケニアにおけるJICA海外協力隊の現状や佐屋さんが隊員として活動した15年前のケニアとの違いなど、興味深いお話がたくさんありました。

ケニアと日本は6時間の時差があります。ケニアとなごや地球ひろばをつないだのは12時半、ケニア時間は朝6時半でした。北山さんの背後の暗かった窓の外が、時間の経過とともに徐々に明るくなっていったのが印象的でした。

アフリカの味を体験しよう!

アフリカンプレートを味わおう!

最後に、カフェ クロスロードにてアフリカンランチを召し上がっていただきました。ランチの前にシェフからメニューの説明をしていただきました。セネガルのマフェ、ケニアのビーフカランガ、タンザニアのムチチャなどがワンプレートに!「日頃食べられない味付けの料理が新鮮だった」「説明を聞いた後のランチは、現地の景色が頭に浮かび、おいしく頂けました!」などの声がありました。

食事の後は3名のスピーカーによるパネルトーク。参加者から寄せられた質問をテーマに3名がお答えしました。「コミュニケーションをとるうえで工夫したことは何ですか」「現地活動中に体調を崩して病院にかかったことはありますか」「現地のおすすめの料理が知りたい!」などたくさんの質問で盛り上がりました!

なごや地球ひろばでは、展示やイベントを通して、国際協力や世界のいまを発信していきます!ぜひなごや地球ひろばへお出かけください。

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