ひろばニュース

【中高生向け企画】「すすめ!新しい『わたしたち』の時代へ」を開催しました。

2022年8月30日

今年の夏は、いつもとちょっと違う夏にしよう

ようこそ!なごや地球ひろばのイベントへ

JICA中部なごや地球ひろばでは、8月20日に国際協力やSDGsに関心のある高校生・中学生を対象に、これからの進路選択のヒントを見つけるための夏休み特別イベントを開催しました!
今回は、夏休み期間中にJICA中部なごや地球ひろばでインターンシップを行いイベントにも参加した3名の高校1年生に、イベントの感想を発信してもらいます。

自分の本当にやりたいことは?

自分の好き・得意・大切・やりたいことを知るワークショップ

自分の「関心」「興味」のあることとは何だろう。
学校の総合の時間でよく考えることはあったものの、私はずっと自分がどんな仕事をしたいのか、何に興味を持っているのかが分かっていませんでした。なので、このイベントを通して、少しでも自分を知れたらと思い参加させていただきました。

イベントが始まると、その日初めて会った中学生、高校生の人たちとアイスブレイクをしました。そのおかげで、初めて会ったとは思えないほど安心できる、あたたかい雰囲気で活動をすることができました。その後、ブレーンストーミングを通して、自分の好きなことや得意なこと、大切にしている価値観を改めて考えてみました。すると、「ああ、自分はこんなことがやりたかったのだ」と新しい自分を知ることができました。

自分の好きなことだけを仕事にするのは難しいかもしれないけれど、こうして自分を見つめ直すことで、今社会に求められていることと、自分の興味、関心が結びつき、やりたいことを見つけることができることもあるんだなと感じました。これから先の人生、自分がどんなことに興味を持ち、どんな道を選んでいくかは分からないけれど、このイベントを通して気付けた自分のやりたいことは常に忘れないようにしたいと強く感じました。

今までよく考えたことのなかったことについて考え、自分についてより知ることのできる貴重な機会をいただけたことを忘れずに、これから社会の役に立てるような人になりたいと思います。

働く人の生の声を聞く

キャリアパスを知る座談会

次に、キャリアパスを知る座談会ということで、4人のスタッフの中から自分たちが興味を持った2人の方のお話を伺いました。
スタッフは写真などを見せながら、どういう経歴を持っているのか、どのような思いで海外で活動してきたのかをみんなにわかりやすく伝えていました。みんな前のめりになって、たくさんうなずき集中している様子で話を聞いていました。
まだ学生の私たちにとって実際に働く方のお話はとても貴重なものです。「やりたいことを大切にしてほしい」「たくさんの経験をしてほしい」というメッセージを受け取り、数年後どんな風に働きたいか想像する機会を得ることができたので、感謝の気持ちでいっぱいです。

私を変えたメッセージ

筆文字で行動宣言

最後に、筆文字で行動宣言をしました。会場にいるみんなで今の自分が進む道、やりたいこと、できることなどを言葉にし、筆文字で表現して宣言します。
筆で書いた文字に、パステルで色付けをし、世界に一つしかない自分の意志がこもった作品が完成しました。参加者はみんな笑顔で活動に取り組みました!

私の行動宣言は「たくさんの経験を積むこと」です。
イベント終盤で送られたメッセージ。
—1人1人が世界を救う勇者。タニンゴトではなくジブンゴトとしてとらえ、自分のために、そして、誰かのために。—
このメッセージに私はとても強く心を打たれました。今までは、心のどこかで「自分の一つの行動で何が変わるんだろう」と思っていました。そのため困っている人がいても声をかける勇気を持つことができませんでしたが、このメッセージを聞いて、困っている人、助けを必要とする人を見つけたら勇気を出して助けたいと思うようになりました。
新しいわたしたちの時代へ進むために、たくさんの経験を積み、自分にできることを精いっぱいやりたい。そして将来誰かのために何かできる人になりたいと思います。

中学生・高校生たちの言葉

完成した作品の一部

このイベントで参加者が作った作品は、9月8日より、なごや地球ひろば食のゾーン内にて展示いたします。中学生・高校生たちの力強い言葉をぜひご覧ください!
なごや地球ひろばでは、展示やイベントを通して、国際協力や世界のいまを発信していきます。国際協力への第一歩をふみ出したい!と思ったら、なごや地球ひろばへお出かけください。

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