ひろばニュース

イベント「日本・南西アジア交流年記念 なるほど-!発見!モルディブ共和国」を開催しました!

2022年9月27日

展示ツアーに出かけよう!

地球案内人のガイド付きパネル展ツアー

日本は今年、バングラデシュ、ブータン、インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、スリランカと多くの周年を迎え、2022年を「日本・南西アジア交流年」としています。JICA中部なごや地球ひろばでは、日本・南西アジア交流年を記念してパネル展「世界一高いところへ」を開催しています。今回は、このパネル展の連動イベントとして、南西アジアの国々の中から「モルディブ共和国」を取り上げ、イベントを開催しました! 2022年、日本はモルディブとの外交関係樹立55周年を迎えました。伝統的な親日国として友好関係を築き、島国であり水産業が盛んで日本との共通点も多いモルディブ。節目であるこの年に、モルディブでの活動経験のあるJICA海外協力隊経験者からモルディブの魅力を発信していただきました。参加者の皆さまは、現地での生活の話や国際協力の体験談を聞いたり、モルディブ風ランチを味わったりしました! 最初に、参加者の皆さんには展示ツアーに参加していただきました。このツアーでは、9月8日より開催中のパネル展「世界一高いところへ」で飾られている写真やパネルをご覧いただきました。地球案内人がお気に入りの写真やパネルを紹介しました。

モルディブの魅力を聞いてみよう!

モルディブでの活動や生活について語る中嶌さん

次に、JICA海外協力隊で音楽に関する活動をした中嶌聡子さんにお話をしていただきました。中嶌さんは、モルディブ最南端の環礁のフルミードゥ島の小学校で音楽の授業とマーチングバンドの指導を現地教師とともに行いました。 中嶌さんから18年前の2004年、スマトラ島沖大震災の際に、日本の支援で建設された防波堤が住民を守ったとのお話がありました。そして、中嶌さんがモルディブで活動中の2011年、日本で東日本大震災が発生。その際、モルディブのたくさんの方々が「今度は私たちが日本に恩返しをする番だ!」と募金やツナ缶を集めてくれたそうです。実は、福島県出身の中嶌さん、地元を思い不安に思っている中、日本や家族の事を心配して、たくさんの人たちから声をかけてもらい、「日本とモルディブの絆」を強く感じたそうです

リズムにのって音楽を楽しもう!

みんなで一緒にリズムにのろう!

中嶌さんは帰国後も音楽を地域の子どもたちに教えています。お話の後半では、音楽の楽しさを参加者と一緒に楽しむアクティビティを行いました。身近な道具を使って、流れてくる音楽のリズムにのり、体を動かしました! 参加者は、いろいろな種類の音の出る道具の中から自分の好きな音が鳴るものを選びました。そして、中嶌さんの掛け声に導かれ、立って音を鳴らす人、座って音を鳴らす人、思い思いのスタイルで、会場一体となり、リズムに乗って音楽を楽しみました!

モルディブ風ランチを味わう!

たくさんの質問に答えていただきました!

最後に、カフェ クロスロードにてモルディブ風ランチを召し上がっていただきました。モルディブでは魚やココナッツをたくさん食べるそうで、今回のお料理は、白身の魚をスパイスとココナッツで煮込んだモルディブ風カレー。 とてもクリーミーなカレーでした。 食後には、参加者からの質問に答えていただく時間を設けました。中嶌さんにはモルディブの文化から言葉に関することなど幅広い質問に丁寧に答えていただきました。 なごや地球ひろばでは、展示やイベントを通して、国際協力や世界のいまを発信していきます!ぜひなごや地球ひろばへお出かけください。

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