ナミビア通信

酒井 剛佑(派遣期間:2018年7月から2020年3月まで/小学校教育)

青年海外協力隊 職種:小学校教育 派遣国:ナミビア 派遣期間:2018年7月から2020年3月まで
酒井 剛佑(さかい ごうすけ)

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私は小学校教諭として7年間広島市で働いた後,青年海外協力隊に参加しています。職種は小学校教育で,ナミビアの北部にある「ンタラ」という小さな村で活動をしています。2018年の8月から「ンタラコンバインドスクール」という学校で,小学校5年生と6年生に算数を教えています。

5年程前,私は「フィリピンの貧しい子どもたちに支援物資を送る」という活動に参加しました。そこで見たのは,「スモーキーマウンテン」というゴミ山の中で暮らす人々でした。食べ物の腐った匂い,動物の死臭,足元はありとあらゆるごみで埋め尽くされ,地面が見えませんでした。そんな中でも,子どもたちの顔には笑顔がありました。
近くの学校に物資(ノートや鉛筆など)を届けた際,全ての子どもが心から喜んでいるようでした。日本とはあまりにも環境が違いすぎる現状に衝撃を受けるとともに,「私も何かの役に立ちたい。」と思い,いつか必ず青年海外協力隊に参加しようとその時に決意しました。私は人に何かを教えることが好きなので,自分の今までの経験を生かし,小学校教育のボランティア活動に応募しました。

月に1回,私が日本で勤めていた小学校の子ども達に向けて,ナミビアだより「Mpandu」を発行しています。ルカンガリー語(ンタラで使われている言葉)で「ありがとう」という意味です。
小学生向けに簡単に書いていますが,ナミビアのことや私の活動している「ンタラ」についても知って頂けると思います。興味がありましたら,是非ご覧になってください。

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