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花園近鉄ライナーズで活躍するウィル・ゲニア選手が JICA海外協力隊員の活動現場(ソゲリ小学校)を訪問!!

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs
#5 ジェンダー平等を実現しよう
SDGs

2024.08.28

8月28日、パプアニューギニア(PNG)出身で、現在ジャパンラグビー リーグワンで活躍中のウィル・ゲニア選手がJICA海外協力隊員が活動するソゲリ小学校を訪問しました。

この企画は、今年がPNGにおける日本のODA50周年を記念して、ゲニア選手が所属する花園近鉄ライナーズのご協力も得て実現しました。また、ソゲリ小学校で活動するJICA海外協力隊員が、子どもたちに夢を持つことの大切さや、成功に至るまでの困難を乗り越えるために、日々努力することの大切さを知って欲しいとの熱い思いから、ゲニア選手の訪問につなげることができました。

ゲニア選手は、ソゲリ小学校で活動する2名のJICA海外協力隊員の授業(算数と環境教育)を視察した後、全校生徒が待つ広い運動場で、自身の生い立ちや海外での生活、選手としての活躍などを語り、「夢を追い続けることは簡単ではないが、諦めずに努力し続けることで、必ず道は開ける」と、子どもたちの心に深く響くメッセージを送りました。質疑応答の時間では、多くの子どもたちからの質問にユーモアも交えながら答え、スポーツに限らず、日常生活での努力や友情の大切さについても触れました。

イベントの最後には、JICAから寄贈したラグビーボールを使って、ゲニア選手の力強いキックやパスが子どもたちに披露され、大歓声とともにウィル選手はソゲリ小学校を後にしました。

ある生徒は「希望や努力の大切さを教えてくれたことで、自分たちの中でも同じ道を目指す仲間が現れることを信じている」と語りました。

今回のイベントは、ソゲリ小学校にとって初めての試みであり、参加者全員がとても満足した様子でした。今後もこうしたイベントを通じて、子どもたちに夢を追い続けることの大切さや努力の価値を伝えていく予定です。

●ウィル・ゲニア選手
パプアニューギニア出身のプロラグビー選手。オーストラリアやフランスのラグビーリーグで活躍したのち、2019年より近鉄ライナーズ(現:花園近鉄ライナーズ)に加入し、ジャパンラグビー リーグワンで活躍中。2009年にオーストラリア代表(ワラビーズ)に初選出され、2011年、2015年、2019年のワールドカップで活躍し、代表110キャップを誇る世界的選手です。

ウィル・ゲニア選手や花園近鉄ライナーズの活躍はこちらからご覧いただけます。
花園近鉄ライナーズ

JICA PNG事務所の最新の活動やイベント情報はフェイスブックでもご覧いただけます。(英語) 
JICA Facebook Page

ソゲリ地区に派遣されているJICA海外協力隊員

隊員の活動視察の様子(環境教育の授業)

隊員の活動視察の様子(算数の授業)

●運動場での講演の様子

●参加したソゲリ小学校の生徒達

●パスやキックを披露すると、生徒達からは大歓声があがりました。

パスやキックを披露すると、生徒達からは大歓声があがりました。

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