今治市の児童らがパナマ料理の給食に舌鼓

2020年7月7日

今治市役所産業部の加藤教高さんから素晴らしいお知らせをいただきました。
パナマ市と友好姉妹都市になっている今治市は、東京オリンピック・パラリンピックにおけるパナマ共和国のホストタウンにもなっていますが、同国とのつながりや大会の機運を盛り上げようと、6月の市内公立小・中学校41校の学校給食でパナマ料理を提供しています。

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(写真提供:今治市役所)

6月17日には、常盤小学校で「コーンライス」、「パナマ風鶏肉料理(ポヨギサード)」、「ビーツ入りポテトサラダ」など4品が提供され、児童らは初めての味に笑顔を見せながら、振る舞われたパナマ料理を味わいました。

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(写真提供:今治市役所)

この給食は、ホストタウン登録を記念して実施されており、生徒さんからは「鶏肉や野菜などの食材がバランスよく使われていて、みんながおいしく食べられる料理だと思いました。オリンピックでは、パナマの選手にも声援を送りたい」との声も聞かれたそうです。
パナマではコロナ禍の中で社会経済活動が大きな制約を受けており、学校も休校が続いていますが、パナマ市役所国際課長のマグダ・ピニージャさんは「パナマの料理を楽しむ今治市の子供たちの写真を拝見して嬉しく思いました。パナマの子供たちも今治市の美味しい料理や文化を知る機会を得て、この姉妹の絆が一層深まれば良いと思います。」と話していました。
加藤さんも、「自粛期間が長引くにつれ、どうしても閉塞感漂う雰囲気になりがちですが、子どもたちにもこういった取り組みから、少しでも海外を感じてもらい、パナマを身近に感じてもらうことで、将来の今治市の海事産業を担っていく人材が出てくれればいいなと思います」と話しておられます。

JICAパナマ事務所は今治市とパナマ市との友好姉妹都市交流を引き続き応援してまいります。

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(写真提供:今治市役所)

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(写真提供:今治市役所)