プロジェクトニュース

2014年7月 市の学校給食事業開始

本プロジェクトの事務所があるラパス市において学校給食事業が始まりました。市役所主導で始まった事業で、学校給食の食材の一部はプロジェクト対象地域の小農家から買い取る予定になっています。現在はマンディオカや穀物類が主な買い取り産品ですが、これからはキャベツやトマト、レタスなど対象地域の畑で生産された野菜も買い取ってもらう予定です。市で栽培された穀物や野菜を市の学校給食で利用することは、地産地消の面からも今後さらに発展が望まれます。

2014年10月 健康手帳配布開始

本プロジェクトの医療保険分野隊員が作成した健康手帳の配布が始まりました。プロジェクト対象地域では肥満や糖尿病、高血圧の患者が多く、自身の健康状態についてより正確に把握することを目的に健康手帳が作成されました。血圧やBMI、予防接種の有無などを記録できるようになっており、今後は健康手帳を使って地域に巡回に出る予定です。

2015年3月 フェリア(朝市)開始

本プロジェクトの目標の1つである「所得向上」に向けた取り組みとして、協力機関の協力のもとフェリアが開始されました。別の市のフェリアに小農家とともに見学に行ったり、何度も会議を開いたりと、多くの準備を重ねてのフェリア当日です。数多くの市民がフェリアに足を運んでくれ、小農家の生産した野菜を中心に売ることができました。今後定期的にフェリアが開催できるよう、各分野が協力して運営する予定です。

2015年9月 洋裁講座開始

家政分野の講習会として、新しく洋裁講座が始まりました。今までは調理講習会、鉤針編み講習会の2講座でしたが、これからは洋裁も加わることになります。対象地域で洋裁の得意な女性を講師として招き、サイズを測り型紙を作り、ミシンを使って作品を仕上げます。ミシンを初めて使う女性も多く、皆で教えあいながら和気あいあいと進めています。