林 英二郎(はやし えいじろう)氏 インタビュー

2019年4月19日

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昨今、注目を集めるようになったパラグアイだが、日本人移民の歴史はなかなかに古い。2016年には移住80周年を迎え、パラグアイの日系社会は一世から二世へのバトンタッチが叫ばれる時期に突入したといえるかもしれない。

移民の多くは、原生林を開拓して個人・家族で入植するものが多かったが、林氏は少し毛色が異なっており、会社の出向者として渡航し、会社が撤退した後もパラグアイに残る選択肢を取った。

現在の林氏は、パラグアイでは「和牛」を飼育・販売した第一人者として有名で、その功績を知るものは多い。今回は自分の信じた道を突き進み、成功を収めた和牛名人にお話を伺った。

プロフィール

現職

株式会社A&E 代表取締役社長

経歴

1954年7月、名古屋市生まれの一世。北海道酪農学園を卒業後、湘南観光開発(株)に入社。1年の研修を終えてから、当国のイグアス移住地へ移住し、同社にて27年間牧場の開拓に従事。

2003年に同社がパラグアイから撤退することを期に、現在のA&E社を設立し、個人で和牛の飼育を開始。また同時に奥様も日本食レストランの営業を開始され、現在ではデリシアス・ハポネサス1号、2号店を経営するとともに、250頭の和牛を飼育している。

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