ラオス向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:橋梁の維持管理能力強化への協力

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2020年7月28日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、7月27日、ビエンチャンにて、ラオス人民民主共和国政府との間で、技術協力プロジェクト「橋梁維持管理能力強化プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

本案件は、ラオスにおける橋梁の維持管理を実施する関係機関の能力強化を図り、同国における橋梁の適切な維持管理に寄与するものです。SDGs(持続可能な開発目標)ゴール9に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ラオス人民民主共和国
案件名 橋梁維持管理能力強化プロジェクト
実施予定期間 36ヵ月
実施機関 公共事業運輸省(道路局、公共事業運輸研修所)、対象県の公共事業運輸局
対象地域 ビエンチャン県、サバナケット県、チャンパサック県
具体的事業内容(予定) 専門家派遣や研修(日本、第三国、現地)、機材供与を通して、関係機関の橋梁点検・診断、補修、橋梁維持管理システムを用いた維持管理計画の策定に関する協力を行い、関係機関の能力強化を図る。またラオス・日本双方の大学、企業との産学官連携によりラオスの技術課題解決、持続的な人材育成を図るほか、本邦の企業、大学のイノベーション推進と海外事業展開の促進を目指す。